お祝いやお供えでフラワーギフトをいただくことがあります。
お花屋さんが直接届けてくれる場合もありますが、段ボール箱などで梱包されて送られてきた際、「どうやって取り出せば良い?」「ラッピングはつけたままで良いの?」など戸惑ってしまいます。
このコラムでは、梱包されて送られてきたフラワーギフトの開封方法、取り出し方、ラッピングについて、その後の管理方法などをお伝えします。
フラワーギフトの開封方法・取り出し方
フラワーギフトは、通常便または気温の高い時期では冷蔵便で届きます。
冷蔵便にすることで、少しでも花の鮮度を保つことができ、高温ではすぐに萎れてしまいます。
梱包の開け方
フラワーギフトが届いたら、まずは段ボールの上部を空けましょう。
カッターナイフ等でガムテープのみを切り、花に当たらないようにします。
取り出し方
下の写真のように、底におとしが入っている場合がほとんどです。
花に触れないようにフラワーギフトの両サイドに手を入れて、フラワーギフトの花器の側面をしっかり持ちます。
おとしから出せたら、花器の底をしっかり支えて箱から取り出します。
ラッピングについて
ラッピングを取るべきか、そのままにしても良いか迷いますよね?
上の写真のように、花が覆われていない(下の方のみ)タイプのラッピングはそのままでも大丈夫です。
透明のラッピング資材でフラワーアレンジメント全体が覆われているタイプのラッピングは、
・花が蒸されてしまう
・水をあげられない
ことから、取り外すことをおすすめします。
フラワーギフトの管理方法
フラワーギフトを長く楽しむためには、「水やり」「置き場所」に注意します。
水やり
郵送中にフラワーアレンジメントの水は減っています。
花器とオアシス(給水スポンジ)の隙間を見つけて、花に当たらないように水をあげましょう。
口の細い水差しや、無ければ500ml以下の小さなペットボトルを使うと水をあげやすいです。
花器と給水スポンジの隙間に指1関節分入れながら水を入れ、指に水がついたところでストップすると水が溢れるのを防げます。
水は花器の半分ほど入っている状態を維持しましょう。
置き場所
暑い場所はすぐに花が萎れてしまうので、涼しいに置くのが良いです。
また、以下のような場所には置かないようにしましょう
・直射日光が当たる
・エアコン、扇風機等の風が直接当たる
ただし、受け取った方や家族の方々がよく目にする場所に置いて楽しむことが一番です。
終わりに
送り主さまの中には、「どのような状態でお花が届いただろうか」、「気に入ってもらえただろうか」と心配している方もいらっしゃいます。
フラワーギフトが届いて開封したら、お礼とともに写真も送ってみてはいかがでしょうか?