こんにちは、Atelier Laulierの大久保智佳子です。
秋のお彼岸ですね。
2023年は9月20日が彼岸入り、23日が中日で秋分の日、彼岸明けが9月26日です。
彼岸用の墓花のご注文
彼岸用の墓花のご注文をいただきました。
黄色のユリ、白の輪菊、リンドウ、紫×白とピンク×白のトルコキキョウ、ハスの実、ヒサカキを使いました。
ハスの花が終わったあとのふくらんだ実は「蓮台」とも呼ばれ、仏教では仏様の座る台座ともされます。
ヒサカキは鳥取では「シャシャキ」「シブ」「センダラ」などと呼ばれています。
サカキとヒサカキの違いがわからないと質問されますが、サカキ(榊)は神事につかわれ、ヒサカキ(姫榊、柃)はサカキより葉が小さく、鋸歯(きょし:葉のふちのギザギザ)があり、仏事につかわれます。
秋のお彼岸出荷用の切り花
秋のお彼岸出荷用にトルコキキョウを栽培しました。
今年の夏の暑さや異常気象で開花が揃わず、草丈もなかなか伸びませんでした。
秋のお彼岸は露地で小菊をメインに栽培していたのですが、2度の台風と豪雨で畑が浸水し、根がダメになってしまい全滅してしまいました。。。
天候によって左右される農業、奥が深いです!
幸いにも、トルコキキョウはハウス栽培なので、露地ほどに被害はありませんでした。
次は春の彼岸用にストックを植えはじめます。
秋のお彼岸 仏壇のお花(仏花)
秋のお彼岸なので、仏壇のお花をお供えしました。
黄色の輪菊、白、ピンクのスプレー菊、リンドウ、紫×白とピンクのトルコキキョウ、ヒサカキを使いました。
鳥取のお墓の花器は大きいものが多く、墓花は長さとボリュームが必要です。
仏壇の花器はお墓より小さいので、丈の短いお花も使用できます。
お家で墓花、仏花を束ねる際は、丈の長い花で墓花を仕上げてから仏花を束ねると作りやすいです。