こんにちは、鳥取市のイギリススタイルフラワーアレンジメント教室「Atelier Laulier(アトリエ ローリエ)」の大久保智佳子です。
今回は、イギリススタイルフラワーアレンジメントについて、種類や特徴、資格発行協会をご紹介します。
目次
イギリススタイルフラワーアレンジメントとは
フラワーアレンジメントには、イギリスやフランス、ドイツなど様々なタイプがあります。
今回ご紹介する「イギリススタイルフラワーアレンジメント」は、一般社団法人Flower Works Japan(フラワーワークスジャパン)が提唱しているスタイルです。
イギリススタイルフラワーアレンジメントは、イングリッシュガーデンに咲く花々のようなアレンジメントが特徴です。
イギリススタイルフラワーアレンジメントの特徴と種類
アレンジメントの特徴
イギリススタイルフラワーアレンジメントには5つの特徴があります。
イングリッシュガーデンの手法を取り入れた、自然美を表現するのに大切なポイントです。
①グリーンをたくさん使う
イギリスの庭やメドウ(草原)をイメージしているため、グリーンを3種類以上使います。
②明確な高低差をつけて、空間を活かす
庭には全く同じ高さの植物が隣り合うことはないので、花の高さを少しずつ変えてアレンジします。また、イギリスでは蝶々が飛べる空間を空けておくことで美しいアレンジメントに仕上がると言われています。
③花材は左右非対称にいれる
イングリッシュガーデンでは左右同じものが植栽されることはないため、左右非対称になるように花材を使います。
④枝や茎の自然な流れを活かす
植物の植生を表現するため、花材を自然のまま使用します。
⑤決められた手順で制作する
イギリススタイルでは明確な手順(ルール)が決められています。手順に沿って制作することで、初心者でもアレンジできるようになっています。
代表的な種類
イギリススタイルフラワーアレンジメントの代表的な形を5種類紹介します。
オールラウンド
テーブルの真ん中などに置く、どこから見ても美しい四方見のアレンジメントです。
オーバル
上からみると楕円形になっているアレンジメントです。
オーバルもどこから見ても美しいようにアレンジされています。
コーンシェイプ
高さのあるアレンジメントです。
四方見なので、テーブルやパーティー会場の円卓の中央に飾ります。
トライアンギュラー
正面があり、三角形をした高さのあるアレンジメントです。
壁や窓の前に飾ります。
クレッセント
両端が細くカーブを描いた三日月形のアレンジメントです。
トライアンギュラーと同様に正面があり、壁や窓の前に置くアレンジメントです。
イギリススタイルフラワーアレンジメントの資格発行協会
先述した通り、イギリススタイルフラワーアレンジメントは(一社)フラワーワークスジャパンが教えています。
(一社)フラワーワークスジャパンでは資格発行もしており、認定校でレッスンを受け、協会が実施する試験に合格すると資格がもらえます。
フレッシュフラワー(生花)とプリザーブドフラワーの資格が取得できます。
(一社)フラワーワークスジャパンの資格は実践に活かせるよう、またお花を仕事にできるように考えられています。
基礎の資格「ベーシック1」を取得後、①フラワーアレンジメント教室開講、②フラワーギフト販売、③ウエディングの3タイプの資格が用意されています。
資格取得後は、「花仕事支援セミナー」や「教授法」などのセミナーがあり、花のビジネススキルや教室開校の様々な知識が学べます。
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