白やピンクなどのふさふさな穂が美しいパンパスグラス。
田舎ではお盆に近所の方から頂くこともあります。
出荷される際やいただいた時は、穂が出る前の状態のものが多いです。
パンパスグラスの穂の出し方、またパンパスグラスの使い方をお伝えします。
目次
パンパスグラスの穂の出し方、葉鞘の剝き方
葉を取る
パンパスグラスの収穫後は葉がついたままの状態です。
まずは葉をハサミなどで全て切り落とします。
※パンパスグラスの葉の縁はとても鋭く、手や顔が切れることがあるので、手袋やゴーグルマスクなどを着手することをおすすめします。
葉を全て切り取ると上の写真↑のようになります。
穂の位置を確認する
手で先端から根元へ向かって触り、穂がどの位置まであるか確認します。
ナイフ等で葉鞘に切れ目を入れる
穂の付け根の2㎝ほど上の位置に、ナイフ等でぐるっと一周切れ目を入れます。
切れ目が深すぎると穂も切れるので、注意しましょう。
葉鞘を剥く
切れ目から穂の先に向けて葉鞘(ようしょう:茎を包む筒状の鞘)を剥きます。
一度に多く剝くと穂が折れてしまうので、少しずつ剝きましょう。
葉鞘を全て剥いたら、穂出しは完了です!
パンパスグラスの使い方
仏花、墓花
お盆のお花でパンパスグラスを飾る地域があります。
穂を出して適当な長さに切って、墓花や仏花、アレンジメントに使います。
ドライフラワー
穂を出したパンパスグラスを適当な長さに切り、逆さまに吊るします。
日陰で風通しの良い場所に約1~2週間吊るします。
ドライフラワーになったパンパスグラスは花器に入れて飾ったり、スワッグにして楽しむことが出来ます。
保管する場合は、湿気が少なく、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置きましょう。
おわりに
1本でボリュームたっぷりのパンパスグラスは、フラワーアレンジメントやスワッグはもちろん、インテリアとしても大人気です。
穂が出ていない状態でに入れた場合は、是非ご自分で穂を出してみてください。